PowerAutomateDesktopで、Excelの特定文字を別ファイルへ転記する方法をご紹介します。
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対象のExcelファイル
A列が「りんご」の行を、
自動で別ファイルに転記したいと思います。
フロー全体像
フロー作成で、作り方を詳しく解説します。
フロー作成
「Excelの起動」を設定
※読み取るデータが入っているExcelファイルを指定します。
もうひとつ「Excelの起動」を設定
※書き込み用のExcelファイルを新規作成します。
「アクティブなExcelワークシートの設定」
※読み取るファイルのシート名を指定します。
「Loop」で、1~15行目までを1行ずつループします。
Loopの中に「Excelワークシートから読み取り」を挿入
※ExcelのA列のデータを読み取ります。
続けて「IF」を挿入
※検索する文字を指定します。
IFの中に「Excelワークシートから読み取り」を挿入
※A~D列の値を1行ずつ読み取ります。
続けて「Excelワークシートから最初の空の列や行を取得」を挿入
続けて「Excelワークシートに書き込み」を挿入
※新規Excelに取得したデータを転記していきます。
「End」の下に「Excelの保存」を挿入
フローが完成しました!
フロー実行後
指定文字がある行のデータを、別ファイルに抽出します。
動画の解説
動画ではフローの作り方・動作を確認できます。
クリックすると、このブログ上で再生できます^^
この記事がお役に立ちますと幸いです。

【PowerAutomateDesktop】Excelを操作する使用例14選
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