Power Automate Desktopで、Excelシートの存在確認をする方法をご紹介します。
ぜひお試しください😉
Excelシートの存在確認(パターン1)
概要
Excelファイル内に、特定シート名が存在しているかチェックしたいと思います。
フロー全体像
フロー作成で、作り方を詳しく解説します。
フロー作成
1. 「Excelの起動」
ドキュメントパス:対象のExcelファイルのパスを指定
2. 「すべてのExcelワークシートの取得」
すべてのワークシート名を取得します。
3. 「For each」
全シート名をループします。
4. 「For each」の中に「If」
2番目のオペランド:検索したいシート名を入力
5. 「メッセージを表示」
「シート名 + 存在します」というメッセージを表示します。
6. 「ループを抜ける」
検索対象のシート名が見つかったら「For each」を抜けます。
フロー実行後
指定シートがあるかどうかチェックして、
存在する場合、メッセージボックスに表示します。
存在しない場合は、メッセージボックスを表示せずにフローを終了します。
Excelシートの存在確認(パターン2)
概要
Excel内に対象シート名が存在するかどうか確認して、
メッセージボックスに表示したいと思います。
フロー全体像
フロー作成で、作り方を詳しく解説します。
フロー作成
1. 「Excelの起動」
ドキュメントパス:対象のExcelファイルのパスを指定
2. 「すべてのExcelワークシートの取得」
すべてのワークシート名を取得することができます。
3. 「変数の設定」
値:0
変数:NewVar
4. 「For each」
全シート名をループします。
5. 「For each」の中に「If」
2番目のオペランド:検索したいシート名を入力
6. 「If」の中に「変数の設定」
値:1
変数:NewVar(手順3と同じ変数名にします)
7. 「ループを抜ける」
検索対象のシート名が見つかったら「For each」を抜けます。
8. フローの1番下に「If」
(補足)対象シートが見つかった場合「NewVar」には「1」が入っています。
9. 「メッセージを表示」
「存在します」というメッセージを表示します。
10. 「Else」
11. 「メッセージを表示」
「存在しません」というメッセージを表示します。
フロー実行後
Excel内に対象シート名が存在するかどうか確認して、
メッセージボックスに表示します。
この記事がお役に立ちますと幸いです🍀
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