文字の開始位置・終了位置を取得する
以下のWordVBAを実行すると、
検索対象の文字について開始位置と終了位置を取得し、メッセージボックスに表示します。
Sub 開始位置と終了位置を取得()
Dim Target As String
Dim Myrange As Range
Dim GetStart As Long
Dim GetEnd As Long
Set Myrange = ActiveDocument.Range(0, 0)
Target = "忘年会"
With Myrange.Find
.Text = Target
'検索実行
Do While .Execute
'検索文字の開始位置と終了位置を取得
If .Found = True Then
GetStart = Myrange.Start
GetEnd = Myrange.End
End If
MsgBox "開始位置:" & GetStart & vbCrLf & "終了位置:" & GetEnd
Loop
End With
End Sub
マクロで得られるデータ
マクロ実行時
検索対象の文字が1つ見つかった場合、メッセージが1つ表示されます。
VBAコードの解説
[Target = “検索文字”] は、
検索対象の文字を [Target] に格納します。
[Target] は、文字列を検索することを想定しているため [String] 型にしています。
選択範囲の文字の開始位置・終了位置を取得する
以下のWordVBAを実行すると、選択範囲の開始位置と終了位置を取得します。
Sub 選択範囲の開始位置と終了位置を取得()
Dim GetStart As Long
Dim GetEnd As Long
GetStart = Selection.Start
GetEnd = Selection.End
End Sub
マクロで得られるデータ
マクロ実行時
文字の開始位置と終了位置を取得することができました。
この記事がお役に立ちますと幸いです。

【ワードマクロ】文字色を一括で変更:4つの使用例を紹介するよ
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