PowerAutomateDesktop 複数CSVを1つに結合するPAD(動画あり)

PowerAutomateDesktop-複数CSVを1つに結合-アイキャッチ PowerAutomate

Power Automate Desktopで、複数CSVを1つに結合する方法をご紹介します。

👇こちらのYouTube動画では、設定手順をわかりやすく解説しています。

Power Automate Desktopで複数のCSVファイルを1つに結合する方法

対象のCSV(前準備)

「work」フォルダの中に、CSVファイルが3つあります。
「書き込み」フォルダを作成しておきます。


 

CSVファイル「データ1.csv」「データ2.csv」「データ3.csv」は、
A~H列までデータが入っており、最終行はファイルにより異なります。

すべてのCSVファイルは、同じ構成になっている必要があります。


 

「書き込み」フォルダの中に「書き込み用.csv」を作成しておきます。
データは入れずに、空の状態で作成してください。
これは転記先のファイルです。


 

なお、今回使用するCSVファイルは、
文字コードが「UTF-8(BOM付き)」、改行コードが「Windows(CRLF)」の形式になっています。


 
 

フロー全体像

フロー作成で、作り方を詳しく解説します。


 
 

フロー作成

1. 「フォルダーの選択ダイアログを表示」

CSVファイルが保存されているフォルダを、実行時に選択できるようにします。


 

2. 「フォルダー内のファイルを取得」

選択したフォルダ内のCSVファイルを取得します。
「*.csv」を指定することで、csvファイル以外を除外できます。


 

3. 「変数の設定」

変数 IsFirst に値 True を割り当てます。

現在処理しているCSVが「最初の1件かどうか」を判定するための変数です。
1つ目のCSVだけ特別な処理を行うために使用します。


 

4. 「For each」

取得したCSVファイルを、1つずつ順番に処理します。


 

5. 「If」

現在のCSVが1つ目かどうかを判定します。
1つ目と2つ目以降で処理内容を分けるための条件分岐です。


 

6. 「CSV ファイルから読み取る」

1つ目のCSVファイルは、タイトル行(見出し)を含めて読み取ります。
このタイトル行を、結合後のCSV(書き込み用.csv)の見出しとして使用します。


 

7. 「テキストをファイルに書き込む」

読み取ったCSVの内容を、書き込み用.csv に書き込みます。
最初の書き込みのため、「既存の内容を上書きする」を選択します。


 

8. 「変数の設定」

変数 IsFirst に False を設定します。

1つ目のCSVの処理が完了したことを記録します。
これ以降は、2つ目以降のCSVとして処理されます。


 

9. 「CSV ファイルから読み取る」

2つ目以降のCSVファイルは、タイトル行を除外して読み取ります。
同じ見出しが重複して書き込まれるのを防ぎます。


 

10. 「テキストをファイルに書き込む」

タイトル行を除いたデータのみを、書き込み用.csv に追加します。
これにより、複数のCSVデータが1つのファイルにまとめられます。


 
 

フロー実行

フローを実行すると「フォルダーの参照」画面が表示されます。
CSVファイルが保存されているフォルダを選択してください。


 

選択したフォルダ内のCSVファイルが順番に処理され、
書き込み用.csv に1つのファイルとして結合されます。


 
 
以上、Power Automate Desktopの活用術でした。

この記事がお役に立ちますと幸いです。

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