エクセルマクロで、オートフィルタで除外設定をするVBAコードをご紹介します。
除外したい条件を指定して、表示するデータを絞り込みます。
このページのマクロコードは、コピペで使えます。
ぜひ、お試しください。
オートフィルタ「~以外」
以下のマクロを実行すると、オートフィルタで除外データを設定します。
マクロ実行前
D列で「AB型以外」のデータを抽出する前の表示です。
マクロ実行後
D列で「AB型以外」のデータを抽出した後の表示です。
[Field:4] にて列指定します。(D列の列番号は ”4” )
[Criteria1:=”< >AB型”] は、不等号を使用して「AB型と等しくない」という設定をしています。
オートフィルタ「~以外」変数使用
以下のマクロを実行すると、オートフィルタで特定文字を除くデータを抽出します。
マクロ実行後
フィルターの条件に、変数を使用したパターンです。
オートフィルタ「~以外」セル参照
以下のマクロを実行すると、オートフィルタで特定文字を除くデータを抽出します。
マクロ実行後
フィルターの条件に、セル参照をしているパターンです。
オートフィルタ「~以外」色を判定
以下のマクロを実行すると、オートフィルタで背景色が付いているセルを除外します。
マクロ実行後
B列で背景色がついているデータ以外を抽出しました。
オートフィルタ「~以外」取消線を判定
以下のマクロを実行すると、オートフィルタで取り消し線がついていないセルを除外します。
マクロ実行後
D列で取消線がついていないセル以外を抽出しました。
オートフィルタの機能では、取り消し線の有無の判定ができなようなので、
マクロで取り消し線が付いているセルに色をつけてから、色つきのセルをフィルタ抽出しています。
オートフィルタ「~以外」太文字を判定
以下のマクロを実行すると、オートフィルタで太文字になっていないセルを除外します。
マクロ実行後
B列で太文字になっていないセル以外を抽出しました。
オートフィルタの機能では、太文字の有無の判定ができなようなので、
マクロで太文字になっているセルに色をつけてから、色つきのセルをフィルタ抽出しています。
オートフィルタ「~を含まない」
以下のマクロを実行すると、オートフィルタで除外データを設定します。
マクロ実行後
D列で「Aを含まない」データを抽出した後の表示です。
[Criteria1:=”< >*A*”] は、「Aを含まない」という設定をしています。
ワイルドカードであるアスタリスク「*」を使っています。
オートフィルタ「複数条件」特定列
以下のマクロを実行すると、オートフィルタで特定列に複数の除外データを設定します。
マクロ実行後
D列で「AB型以外」と「B型以外」のデータを抽出した後の表示です。
1列に2つ以上の複数条件を設定しています。
オートフィルタ「複数条件」複数列
以下のマクロを実行すると、オートフィルタで複数列に除外データを設定します。
マクロ実行後
C列に「女以外」と、D列に「O型以外」の抽出条件を設定しました。
複数列に除外データの条件を設定しています。
この記事がお役に立ちますと幸いです。
・【エクセルマクロ】オートフィルタ処理を自動化する使用例まとめ

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