Power Automate Desktopで、Excelファイルの中身が空か判定する方法をご紹介します。
ぜひ、お試しください!
フロー全体像
「Sheet1」が空白の場合ファイルの中身が空である、という判定方法です。
フロー作成で、作り方を詳しく解説します。
フロー作成
1. 「Excelの起動」
2. 「アクティブなExcelワークシートの設定」
データが空かどうか判定したいシート名を指定します。
3. 「Excelワークシートから読み取る」
取得:ワークシートに含まれる使用可能なすべての値
4. 「Excelワークシートから最初の空の列や行を取得」
5. 「変数の設定」
6. 「If」
最初のオペランド:%FirstFreeRow = 2 AND FirstFreeColumn = 2%
Excelシートにデータが無い場合、「FirstFreeRow=2 」「 FirstFreeColumn=2」となる
7. 「If」
最初のオペランド:%ExcelData[0][0]%
セルA1が空欄だったら、という条件式
8. 「変数の設定」
(手順5)と同じ変数名にする
9. 「If」
Excelにデータが存在する場合:変数Flg=0 となる
Excelにデータが存在しない場合:変数Flg=1 となる
10. 「メッセージを表示」
表示するメッセージ:Excelにデータが入っています
11. 「Else」
12. 「メッセージを表示」
表示するメッセージ:Excelにデータが入っていません
フロー実行
該当のExcelにデータが存在しない場合、「Excelにデータが入っていません」と表示
該当のExcelにデータが存在する場合、「Excelにデータが入っています」と表示
セルA1に値がある場合、「Excelにデータが入っています」と表示
以上、Power Automate Desktopの活用術でした。
この記事がお役に立ちますと幸いです。
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