エクセルマクロで、標準モジュールを削除(開放)する方法をご紹介します。
このページのマクロコードは、コピペで使えます。
 ぜひ、お試しください。
標準モジュール削除(特定モジュール)
以下のExcelVBAを実行すると、指定の標準モジュールを自動削除します。
Sub 標準モジュールを自動削除()
   Application.VBE.ActiveVBProject.VBComponents.Remove _
      Application.VBE.ActiveVBProject.VBComponents("Module1")
    
End Sub
マクロ実行前
「Module1」に、モジュールを削除するVBAを記述しました。

  
マクロ実行後
指定した標準モジュール(Module1)を削除できました。
「プログラミングによるVisualbasic~」のエラーが発生したときは、
 「目次3」を試してみてください。

  
標準モジュール削除(複数モジュール)
以下のExcelVBAを実行すると、複数のモジュールを一気に削除します。
Sub 標準モジュールを一括削除()
Dim i As Long
    For i = 1 To 3
     Application.VBE.ActiveVBProject.VBComponents.Remove _
       Application.VBE.ActiveVBProject.VBComponents("Module" & i)
      
    Next i
End Sub
マクロ実行前
「Module1」に、モジュールを削除するVBAを記述しました。

  
マクロ実行後
指定した複数の標準モジュールを削除できました。
「プログラミングによるVisualbasic~」のエラーが発生したときは、
 「目次3」を試してみてください。

  
「プログラミングによるVisualbasicプロジェクトへのアクセスは信頼性に欠けます」と表示された時
VBA実行時に、下図エラーが発生したときは、
下記の「Excelのオプション設定」を行って、再度マクロを実行してみてください。

  
「ファイル」

  
「オプション」

  
「セキュリティセンター」 > 「セキュリティセンターの設定」

  
「マクロ設定」 > 「セキュリティセンターの設定」
「VBA プロジェクト オブジェクト モデルでのアクセスを信頼する」にチェックを入れます。

  
  
 この記事がお役に立ちますと幸いです。
  

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