VSCodeのプラグインSFTPを使用して、レンタルサーバーのロリポップに接続する方法を解説します。
ロリポップサーバーを使ってLaravelプロジェクトを作成するために、SFTPを利用しました。
VSCodeにプラグインSFTPがインストールしてあることが前提の内容です。
プラグインSFTP
インストールして使っているプラグインは「SFTP」というものです。
「.vscode\sftp.json」編集前と編集後
デフォルトではこのようなコードが書かれていますので、
これを編集していきます。
編集前
{
"name": "My Server",
"host": "localhost",
"protocol": "sftp",
"port": 22,
"username": "username",
"password": "/",
"uploadOnSave": false,
"userTempFile": false,
"openSsh": false
}
編集後
{
"name": "abc",
"host": "ssh.lolipop.jp",
"protocol": "sftp",
"port": 2222,
"username": "name",
"password": "pass",
"remotePath": "/home/users/1/abc/web/abc",
"ignore": [
".vscode"
],
"privateKeyPath": "C:/Users/abc/.ssh/id_rsa",
"passphrase": "12345",
"uploadOnSave": false
}
「.vscode\sftp.json」設定
name : 任意の名称(なんでもよい)
host : サーバー
protocol : “sftp”(デフォルトでこの値が入っている。このままでOK)
port : 2222
username : アカウント
password : SSHパスワード(「表示」をクリックして表示される値)
remotePath : 「フルパス」/「フォルダ名」とする
例:「フルパス」→ /home/users/1/abc/web
「フォルダ名」→ abc
の場合のremotePathは「/home/users/1/abc/web/abc」
1. 「ユーザー」>「アカウント情報」
2. 「フルパス」
3. 「ロリポップ!FTP」
4. フォルダ名(私の場合はLaravelプロジェクト名)
ignore : アップロードしたくないファイルを指定
私の場合は「.vscode」を指定
privateKeyPath :秘密鍵のファイルパス
私の環境の場合は、下図のパスに秘密鍵が入っている
passphrase : 秘密鍵のパスワード(秘密鍵を作る時に、自分で決めたパスワード)
uploadOnSave : “false”(デフォルトでfalseだったので このまま変更せず使用)
envの設定
データベースを作ってから、「.env」ファイルを設定します。
{
DB_CONNECTION=mysql
DB_HOST=mysql214.phy.lolipop.lan
DB_PORT=3306
DB_DATABASE=LAA0123456-abc
DB_USERNAME=LAA0123456
DB_PASSWORD=1234
}
デフォルトのコードから変更した部分↓
DB_HOST
DB_DATABASE
DB_USERNAME
DB_PASSWORD
「パスワード確認」をクリックして表示されるパスワード
ロリポップのPHPバージョン
「サーバーの管理・設定」>「PHP設定」
「8.2(CGI版)」に設定しています。
PHPのバージョンが低かったり、”モジュール版” に設定していると、
SFTPでロリポップに接続できませんでした。
ロリポップのプラン
ちなみにロリポップのプランは「スタンダードプラン」を使用しています。
この記事がお役に立ちますと幸いです。
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