Power Automate Desktopで、Excelのセルを列単位で1つずつループ処理する方法をご紹介します。
ぜひお試しください!
セルをループ処理(単一列)
概要
A列を上から1つずつループしたいと思います。
フロー全体像
フロー作成で、作り方を詳しく解説します。
フロー作成
1. 「Excelの起動」
2. 「アクティブなExcelワークシートの設定」
ワークシート名:読み取るシート名を指定
3. 「Excelワークシートから読み取り」
セル範囲 [A1:A10] を指定します。
4. 「Loop」
・開始値:0(Excelの1行目のこと)
・終了:%ExcelData.RowsCount-1%(Excelの最終行のこと)
5. Loopの中に「メッセージを表示」
・表示するメッセージ:%ExcelData[LoopIndex]%
フロー実行後
指定範囲のセルをループして、
セル値を1つずつメッセージボックスに表示します。
(下図は、1番最初のループ結果です)
セルをループ処理(複数列)
概要
A列~C列のセルを、1つずつループしたいと思います。
フロー全体像
フロー作成で、作り方を詳しく解説します。
フロー作成
1. 「Excelの起動」
2. 「アクティブなExcelワークシートの設定」
ワークシート名:読み取るシート名を指定
3. 「Excelワークシートから読み取り」
セル範囲 [A1:C5] を指定します。
4. 「Loop」
・開始値:0(Excelの1列目のこと)
・終了:%ExcelData.Columns.Count – 1%(Excelの最終列のこと)
5. Loopの中に「Loop」
・開始値:0(Excelの1行目のこと)
・終了:%ExcelData.RowsCount – 1%(Excelの最終行のこと)
・生成された変数名:LoopIndex2
6. 「メッセージを表示」
・表示するメッセージ:%ExcelData[LoopIndex2][LoopIndex]%
フロー実行後
指定範囲のセルをループして、
セル値を1つずつメッセージボックスに表示します。
(下図は、1番最初のループ結果です)
この記事がお役に立ちますと幸いです。
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