エクセルマクロで、指定セル範囲をPDF出力するVBAコードをご紹介します。
このページのマクロコードは、コピペで使えます。
ぜひお試しください!
指定範囲をPDF保存(特定シート)
以下のマクロを実行すると、特定のセル範囲をPDFで保存します。
Sub 指定範囲をPDF保存()
Dim Rng As Range
Dim fName As String
'PDFにするシートを選択
Sheets("リスト1").Select
'PDFにする範囲を指定
Set Rng = ActiveSheet.Range(Cells(1, 1), Cells(10, 3))
'PDFファイル名
fName = "PDFだよ"
'PDF出力
Rng.ExportAsFixedFormat Type:=xlTypePDF, _
FileName:=ActiveWorkbook.Path & "\" & fName & ".pdf"
End Sub
マクロ実行前
セル範囲A1:C10を、PDF出力したいと思います。
マクロ実行後
指定シートの特定範囲をPDF出力しました。
PDFファイルの中身は下図の通りです。
指定範囲をPDF保存(全シート)
以下のマクロを実行すると、全シートの指定範囲をPDFで保存します。
Sub 全てのシートの指定セル範囲をPDF保存()
Dim Rng As Range
Dim fName As String
Dim objSheet As Worksheet
'全シートループ
For Each objSheet In ThisWorkbook.Worksheets
'シートが非表示じゃなければ
If objSheet.Visible = True Then
objSheet.Select
'PDFにする範囲を指定
Set Rng = objSheet.Range(Cells(1, 1), Cells(10, 3))
'各シート名をPDFファイル名にする
fName = objSheet.Name
'PDF出力
Rng.ExportAsFixedFormat Type:=xlTypePDF, _
FileName:=ActiveWorkbook.Path & "\" & fName & ".pdf"
End If
Next
End Sub
マクロ実行前
すべてのシートのセル範囲A1:C10を、PDF出力したいと思います。
マクロ実行後
指定シートの特定範囲をPDF出力しました。
PDFファイルの中身は下図の通りです。
※非表示シートがあると、マクロエラーとなってしまうため、
[If objSheet.Visible = True Then] を入れて、エラー回避しています。
この記事がお役に立ちますと幸いです。
・【エクセルマクロ】PDF処理を自動化する使用例まとめ
【エクセルマクロ】PDF処理を自動化:超便利14選
...
「Excel最強集計術 〜現場で効率アップできる本当に正しい使い方」
もっとスピーディに効率よく集計をしたい方
Excelでもっと効率アップしたい方には必携の1冊です!
リンク