【Power Automate】Excelの受注行だけをTeamsチャット通知|フロー作り方

PowerAutomate

Power Automateを使って、Excelの受注ステータスを取得して、自動でTeamsチャット通知するフローを作成します。

ぜひお試しください!

Excelの準備

1. OneDrive または SharePoint 上に、以下のような構成の Excel ファイルを用意します。
私は今回はSharePoint 上に作成しました。

・データは「テーブル化」しておくこと
→ Excelの「挿入」タブ → 「テーブル」を選択

・テーブル名は「SalesTable」に設定


 
 

Power Automate起動と設定

1. Office365へアクセスし、「アプリ」をクリック


 

2. 「PowerAutomate」


 

3. 「Create」


 

4. 「Scheduled cloud flow」


 

5. 「Frow name」 を入力(任意の内容でOK)し、
「Repeat every」 に 1day 設定(1日1回にしましたが、必要に応じて設定)し、「Create」をクリックします。


 

6. 「Time zone」で、「(UTC+09:00) Osaka, Sapporo, Tokyo」を選択


 

7. 「+」ボタンをクリックして、「List rows present in a table」で検索して選択


 

8. OneDrive または SharePoint 上に作成してあるExcelを設定


 

9. 「+」ボタンをクリックして、「Condition」で検索して選択


 

10. 「Choose a value」の欄にカーソルを置いて、「fx」をクリック


 

11. 「Dynamic content」をクリックし、Excelの列名「ステータス」を選択してから「add」をクリック
(Excelの列名「ステータス」を選択すると、上のボックス内に「items(‘For_each’)?[‘ステータス’]」が入ります。)


 

12. 「New item」>「add row」をクリックして、条件を追加します。


 

13. 「Choose a value」の欄にカーソルを置いて、「fx」をクリック。
「Dynamic content」をクリックし、Excelの列名「通話状況」を選択してから「add」をクリック


 

12. 「Condition」への条件の入力が終わった画面の様子


 

13. 「+」ボタンをクリックして、「Post a message in a chat or channel」で検索して選択


 

14. Teamsチャット通知先を設定して、「Message」に以下の青文字をコピペしてください。
受注日の変換では、Excelのシリアル値を addDays(‘1899-12-30’, シリアル値) で日付に変換しています。

📢 【新規受注のお知らせ】

案件名:@{items('For_each')?['案件名']}
顧客名:@{items('For_each')?['顧客名']}
担当者:@{items('For_each')?['担当者']}
金額:@{items('For_each')?['金額']}
受注日:@{formatDateTime(addDays('1899-12-30', int(items('For_each')?['受注日'])), 'yyyy/MM/dd')}


 

15. 「+」ボタンをクリックして、「Update a row」で検索して選択


 

16. 対象のExcelを選択します。
・「Key Value」:items('For_each')?['ID']
・「通知状況」列に ”済”

これで、Teamsチャット通知した行の「通知状況」列に ”済” が入ります。


 

17. フローが完成しましたので、「Save」をクリック


 
 

動作確認

1. ID3、ID4の 「ステータス」を「受注」に変更してみます。


 

2. スケジュール設定した時間になったときに、Teamsにチャット通知が届きます。


 

3. Excelの「通知状況」に ”済” が入ります。


 
 

この記事がお役に立ちますと幸いです🍀
 
 
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