Python(openpyxl) 指定値以上の数値に色付け

Python(openpyxl) -指定値以上の数値に色付け-アイキャッチ Python

Python(openpyxl)で、Excelの指定値以上の数値に色をつけるコードをご紹介します。

セル値を演算子で比較して、色付け処理をします。
ぜひ、お試しください。

指定値以上の数値に色付け

以下のコードを実行すると、セル値の数字が指定値以上の場合に色付けします。


import openpyxl
from openpyxl.styles import PatternFill

#エクセルファイル・シートを指定
wb = openpyxl.load_workbook('C:/Users/xxx/Desktop/test/test.xlsx')
ws = wb['Sheet1']

#数値指定
Target = 80

#行ループ
for row in ws.iter_rows():

    #1セルずつループ
    for cell in row:

        #2行目以降・2列目以降だったら
        if cell.row >= 2 and cell.col_idx >= 2:

            #セル値が空欄じゃなければ
            if cell.value != None:

                #セル値と「Target」を比較
                if cell.value >= Target:

                    #該当セルに色付け
                    cell.fill = PatternFill(fgColor='FFFF00',bgColor="FFFF00", fill_type = "solid")

#別名で保存
wb.save('C:/Users/xxx/Desktop/test/色付け.xlsx')

 

コード実行後

B列~F列について、 [Target = 80] で指定した数字以上のセルに色付けします。


 
 
動作環境
Python 3.7.4
openpyxl 3.0.5

この記事がお役に立ちますと幸いです。
 
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