Power Automate Desktopで、住所から都道府県を抽出する方法をご紹介します。
ぜひ、お試しください!
概要
B列の住所から都道府県名を抜き出して、
C列に書き込みたいと思います。
フロー全体像
フロー作成で、作り方を詳しく解説します。
フロー作成
1. 「Excelの起動」
2. 「Excelワークシートから読み取り」
Excelシートの セル範囲 [A2:B30] を読み取ります。
3. 「変数の設定」
値:2(2行目の意味。ループで使います。)
4. 「For each」
反復処理を行う値:%ExcelData%
5. 「サブテキストの取得」
※テキストのインデックスは「0」から始まる
4文字目から1文字取得します。(「鹿児島県~」の場合「県」を取得する)
・元のテキスト:%CurrentItem[1]%(B列の住所の値)
・文字の位置:3(4文字目のこと)
・文字数:1(1文字取得)
6. 「If」
(手順5)で取得した値が「県」かどうか調べます。
7. 「サブテキストの取得」
1~4文字目までを取得します。(「鹿児島県~」の場合「鹿児島県」を取得する)
・元のテキスト:%CurrentItem[1]%(B列の住所の値)
・文字の位置:0(1文字目のこと)
・文字数:4(4文字取得)
・生成された変数:GetName
8. 「Else」
9. 「サブテキストの取得」
1~3文字目までを取得します。(「岡山県~」の場合「岡山県」を取得する)
・元のテキスト:%CurrentItem[1]%(B列の住所の値)
・文字の位置:0(1文字目のこと)
・文字数:3(3文字取得)
・生成された変数:GetName
※「生成された変数」の名称は(手順7)と同じにする
10. 「Excelワークシートに書き込み」
取得した都道府県名を、ExcelのC列に書き込みます。
11. 「変数を大きくする」
1行ずつ下に書き込むために、変数を大きくします。
フロー実行
B列の住所から都道府県名を抜き出して、C列に書き込みできました。
以上、Power Automate Desktopの活用術でした。
この記事がお役に立ちますと幸いです。
・【PowerAutomateDesktop】Excelを操作する使用例まとめ

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