Chromeの更新タイミングを毎回確認するのが面倒だったので、Claude Codeを使って自動で監視する仕組みを作ってみました。
ChromeやChromeDriverの更新は、分かっているようで意外と見落としがちです。
私の職場でも、会社で使っている複数の業務ツールがこのあたりのバージョン差分に影響を受けることがあり、更新を見落とすと作業に影響が出ることがありました。
そこで今回は、Claude Codeを活用して、Chrome for Testingの最新Stableバージョンを定期チェックし、更新があったときだけ通知する仕組みを作った実例をご紹介します。
作ろうと思ったきっかけ
きっかけはシンプルで、更新の見落としを減らしたかったからです。
Chrome本体とChromeDriverの組み合わせがずれると、不安が残るだけでなく、実際の業務にも影響しやすいんですよね。
特に、会社で複数のツールを使っていると「どこかで誰かが気づいてくれるだろう」が通用しないこともあります。
毎回手作業で確認するのも面倒だったので、だったら自動で見て、差分が出たときだけ教えてくれるようにしようと思いました。
作った仕組みの全体像
今回の仕組みはとても単純です。
1. 平日に1回、決まった時間にPowerShellスクリプトを実行
2. Chrome for Testingのページを見て、最新のStableバージョンを取得
3. 社内で使用中のバージョンを記録した履歴ファイルと比較
4. 新しいバージョンが出ていたときだけ、Teamsのグループチャットに通知
通知先は、自分だけではなく関係者が入っているグループチャットにしています。
これにより、「更新が必要」という情報だけでなく、「更新対応した」という共有まで流れでできるようになりました。
ポイントは「差分があるときだけ通知」
この手の自動化で大事なのは、毎回通知しないことだと思っています。
毎日必ず通知が飛ぶ仕組みにすると、最初は便利でも、そのうち誰も見なくなりがちです。
なので今回は、更新が必要なタイミングにだけ通知するようにしました。
平日に定期実行はしていますが、差分がなければ静かです。
必要なときだけ知らせてくれるので、運用のストレスがかなり減りました。
JSON APIではなくHTMLをパースした理由
今回ちょっと工夫したのが、最新バージョンの取得方法です。
Chrome for TestingにはJSONでも取れそうな情報がありますが、欲しい情報をそのまま扱いにくい場面があったため、今回は公開されているHTMLページをパースしてStableのバージョンを拾う方法にしました。
「APIがあるならAPIを使う」が基本ではあるのですが、実際にはそのとき一番安定して扱いやすい取り方を選ぶのが大事だなと感じます。
今回はHTMLから必要な部分だけ取るほうが、目的に対して素直でした。
通知メッセージで地味に役立っている工夫
もう1つやってよかったのが、通知のフッターに参照元のファイル情報を入れたことです。
具体的には、使用中バージョンを見ている参照元ファイルのパスと、このチェックを動かしているスクリプト自身のパスを、通知の下部に分かる形で載せています。
こうしておくと、後から通知を見た人が
「この通知は何を見て判定しているのか」
「どのスクリプトが動いているのか」
をすぐ追えるんですよね。
自分で作った仕組みでも、数週間後には意外と細部を忘れます。
まして関係者と共有する運用なら、通知そのものに手がかりを残しておくのはかなり有効でした。
実際に使ってみてどうだったか
以前は、Chromeアップデートのニュースを見てから「更新されたんだな」と気づき、その後に手作業で確認していました。
今は、通知が来たら作業すればいいという状態になったので、本当に楽です。
しかも、自分だけが助かるのではなく、関係者にも同じ情報をそのまま共有できるので、「更新が必要」「更新した」というやり取りもスムーズになりました。
こういう監視系の自動化は派手ではないですが、日々の小さな見落としや確認コストを減らしてくれるので、積み重なるとかなり効きます。
PowerShell初心者でも真似しやすい題材だと思う
今回の仕組みは、やっていることを分解するとそこまで複雑ではありません。
・Webページから情報を取る
・手元のファイルと比較する
・差分があればTeamsへ送る
この3つをつなぐだけでも、十分に実用的な仕組みになります。
PowerShellで「何か便利なものを作ってみたい」と思っている方は、こういう定期チェック → 差分があれば通知のパターンから始めるのがおすすめです。
業務に合わせて応用しやすく、作ったあとも効果を感じやすいです。
まとめ
Chromeの更新確認は小さな作業に見えますが、見落とすと意外と影響が出ます。
だからこそ、人が頑張って覚えておくより、仕組みで拾うほうが安心です。
今回作ったのは、Chrome for Testingの最新Stableを見て、社内の使用中バージョンとの差分があるときだけTeamsへ知らせる、シンプルな監視スクリプトです。
地味ですが、今日から真似しやすくて、効果も分かりやすい自動化だと思います。
同じような定期チェック系のスクリプトを作るなら、通知文に「何を見ているか」と「どのスクリプトが動いているか」を残しておくと、あとからかなり助かります。

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